私が航空業界からブラック企業に転職して、身体も心もボロボロになっていく日々の中に、
光り輝く救世主が現れました。優秀な社員でした。
この記事は5分で読めます。自己紹介です。
【この記事でわかる事】
● 優秀な社員の頭の中
● 優秀な社員は流されない
● 優秀な社員の考えるタイミング
ランキング参加中!ぽちっとお願いします★↓↓
にほんブログ村
にほんブログ村
優秀な社員がブラック企業に入社したら
ブラック企業の雇用状態について
私達が勤めていたブラック企業は、入社して6か月間は契約社員、その後本人が希望すれば正社員になる、と言った流れでした。業務内容は契約社員期間も、いずれみんな正社員になるとの事で、業務自体は正社員と変わらない業務内容でした。
優秀な同僚の仕事の進め方
私が出会った同僚は、このようなスペックでした。
・前職は財務系、その前は自身で起業をし、店舗の経営経験有
・努力を怠らず、わからない事は放置しない。確認して進める
・細やかなスケジュール、計算もミスをしない
・仕事がスピーディで効率が良い
・面倒見が良く、みんなに好かれている
すごい!今まで終わらなかった業務が、どんどん進む!
私は、この救世主の優秀な同僚が近くに居てくれたおかげで、毎日心も身体もとても救われました。
私達が居たブラック企業は、飲食店を運営していて、
今までの賞味期限のずさんな管理や、店舗スタッフへ行き届いてないオペレーション等、細やかに整理し、仕事の雰囲気を短期間でガラッと変えていきました。
優秀な同僚の頭の中は、つねにお客様第一という考え方でした。
「足を運んで下さったお客様へ、この店舗へ来てよかったと心に残るお店にしていきたい」
「お客様の為に、店舗スタッフは会社・店舗の顔なので、不安なく楽しく接客いただきたい」
「食べ物を扱う飲食店なので、安全第一に食品の管理をしたい」
どんどん新しい風を送ってくれる同僚のかたわら、
ブラック企業のモンスター職員が徐々に目を付けていました。
優秀な部下を前にしたモンスター上司
直属の上司、ヒステリー上司が急にヒステリーを起こしました。
突如、私達や店舗スタッフにも前回の指示とは全く違う内容の指示をし、確認をすると「そんな事は言ってない!」と大声でわめくヒステリー先輩を前に、私と救世主同僚は常に混乱していました。
私はまた怒られたくない、悪者としてつるし上げられたくない、、、そんな気持ちが最優先してしまい、
ヒステリー上司の業務指示に従ってしまい、いっぱいいっぱいになってしまいました。
救世主同僚は、ヒステリー上司が出した誤っている指示はその都度、正していき、お客様や店舗スタッフへ迷惑だけはかからないよう、正確な情報を整理して素早く店舗スタッフに伝え、ヒステリー上司と戦っていました。
ある日そんな私たちに、
ヒステリー上司や部長が放った言葉が「効率、効率って、効率ばかり考えて何なの!?」でした。
私たちは、もう潰れていく感じがしました。
モンスター上司 VS 優秀な同僚
優秀な救世主同僚は、モンスター上司がヒステリーを起こしている間も、皆に迷惑が掛からないよう戦っていました。そんな日が続いたある日、優秀な救世主同僚はデスクで涙を流しました。
優秀な救世主同僚は、オフィスから少し離れている所にある、倉庫業務が多くなりました。
倉庫作業の後、定時を過ぎてから会社に戻り、やっとメールの確認や今までの事務作業をするという流れでした。
ヒステリー上司は、そんな優秀な人材に混乱を招く指示を出し、ミスをすると叱責などのパワハラをし、追い詰めていきました。
優秀な社員の見切りは早い
優秀な社員は辞める時もスマートです。
優秀な救世主同僚が契約社員から正社員に切り替わるタイミングの1か月前に、救世主同僚から私にこんな連絡を送ってくれました。
もう、あの人の下で続けていくの無理だ。
私1か月後に退職しようと思う。一緒に頑張れなくてごめんね。
ですが、ブラック企業は簡単に辞めさせてくれません。
唯一、入社してから6か月が経つ契約社員 ⇒ 正社員に切り替わるこのタイミングは、自ら正社員の雇用契約書にサインをしなければ、この会社を辞める事ができるタイミングだったのです。
入社して会社にサインした雇用契約書は、「6か月の契約社員用の契約書」。
6か月経って会社が提示してきた、新たな雇用契約書に、優秀な救世主同僚は断固サインしませんでした。
サインをしなければ、すんなりとスムーズに、もうこのブラック企業から離れられます。辞めるという事です。
当時の私はブラック企業に洗脳されていて、救世主同僚の退職を止めていました。
私「そんなこと言わないで!頑張ろうよ⁇」
今となっては、あのタイミングで退職した救世主同僚が正解でした。
救世主同僚はブラック企業を辞めていきました。
【まとめ】優秀な社員がブラック企業に入社したら
優秀な救世主同僚が入社して、良い方向に変えてくれた業務が沢山ありました。
それは、モンスター上司と臆せず戦って勝ち取っていった、仕事のやり方等です。
優秀な救世主同僚は、ブラック企業を辞めるタイミングもよく考えていました。
新しい雇用契約書にサイニングしないのは、社長や部長も何もここは強制できません。
この救世主同僚は今でも連絡を取り合っていて、私の大切な存在です。
救世主同僚がこのブラック企業と戦っていた時、私には戦う勇気が無く、本当に後悔しています。
ブラック企業に勤める皆さん、おかしい事をおかしいと言う事で、何かが変わるかもしれません。
ブラック企業は長くは勤務できない会社なので、身体を壊す前に、勇気を振り絞って戦ってみても良いと思います。
ランキング参加中!ぽちっとお願いします★↓↓
にほんブログ村
にほんブログ村