中学の部活動と言えば、昔は朝連をしている学校が多い印象です。
朝連は人間関係の構築や生活習慣を正すのに、さまざまな効果が期待されます。
中学生の部活動による、朝連のメリット・デメリットについて綴っていきます。
部活動 朝連のメリット
早寝早起きの習慣が身につく
早く寝て早く起きる事を継続し、早起きが苦でなくなります。
睡眠の質も上がり、良い生活習慣が身に付き、疲労の回復等が早く回復する事があります。
技術力が向上する
下校時間等が決まっている学校であれば、放課後以外に練習量が増えるので、身体で覚える事ができます。
団体競技であれば、他の部員と動きを合わす事に沢山時間をかけれるので、完成度が高くなります。
夏は快適に体を動かせる
近年夏は連日の猛暑日が続き、日中は危険な暑さで長時間屋外に出る事を推奨していません。
ですが朝は気温が低く、身体を動かしやすいため、部活に集中できます。
中学生の時期は、持久力や筋力が著しく発達する時期のため、朝の部活動は特に持久力を高める運動を継続することができます。
部活動 朝連のデメリット
睡眠時間が少なくなる
朝連が朝の7時に始まり、家を出るのが6:30、起床時間が5:30とすると、7時間睡眠となるには前日の22:30には就寝していないといけません。
うっかり日付が変わる24時まで夜更かししてしまった、、となると5時間の睡眠となってしまい、大事な成長の妨げになります。
朝練で疲れて授業、午後連に集中できない
早く起きて、朝ごはんを食べても朝連で体力をフルに使い、その後の授業が疲れて集中できない事があります。
先生の負担が大きい
先生が来ないと学校の門が開かず、先生が顧問やコーチとなって生徒さん達に教えている学校も多く、先生の長時間労働が問題になっている現状では負担が大きいです。朝の短い時間の朝連では、効果的な練習をするには不十分のため、指導している先生の負担も考えなければなりません。
よりよい部活動にするには
中学生という時期は、心身ともに成長途中です。睡眠・休養・食事のバランスは特に配慮しなければなりません。 メリット・デメリットがありますが、生徒さんご自身達が積極的にやる気を持って取り組み、、保護者の方も納得した上で朝連を実施すれば、総合的にはメリットは大きいと思います!